解凍すると…

解凍した食品を食べて、生のものを調理したときよりもやわらかいと感じたことはありませんか。

冷凍した食品を解凍すると、細胞内の氷が溶けて水になり、

傷ついた細胞から流れ出ていきます(この水分を「ドリップ」といいます)。

水分を失い、組織がやわらかくなった食品は食感が失われて、フニャッとします。

また、ドリップには食品本来のうま味や栄養も含まれているので、味わいもガクッと落ちます。