『栄養価を保つ冷凍保存方法』

買ったばかりのほうれんそうを20秒ほど茹でて、-24℃で冷凍保存をしたところ、1ヵ月後のビタミンC含有量は、茹でた直後より多少減った程度で、数ヵ月経過後も大きな変動はなかったそうです。カロテン、ビタミンB群、ナイアシンといった栄養素においても、茹でた直後と同様の栄養価が保たれました。そのほかの野菜についても、種類によって差はありますが、冷凍時の栄養価をある程度保てることがわかっているようです。
つまり、野菜を野菜室で保存しておくよりも、新鮮なうちにゆでて冷凍したほうが、食感は変わりますが、摂取できる栄養価は高いと考えられています。冷凍した食品のおいしさも栄養も保つには鮮度が大切なのです。