今年初のタンポポを桜の木の下で見つけました◎
ついこの間までは冬の風に身をすくめていましたが、

足元をよく見てみると、
待ち焦がれた春の息吹を身近に感じることができます。

セイヨウタンポポでした


タンポポはキク科の多年生の植物で生命力が強く、
どこにでも厳しい環境でも生息しているため、

雑草のイメージが強いですが、
実はかなり優秀な栄養価を誇る食用ハーブのようです。

タンポポは花や葉、茎、根っこまで全部きれいに食することができ、
欧米では普通に香味野菜として扱われているようです。

食べたことがある方はご存知でしょうが、
少し苦くて食べにくいのも事実。。

総苞外片(ソウホウガイヘン)が反り返っていると外来種

在来種と外来種のタンポポの見分け方は、
花弁の下にある総苞の外片部分をチェック。

総苞の外片が反り返らず上向きになっているものが在来種、
反り返って下向きになっているものが外来種です。

【食べ方】
在来種は2時間、
外来種は4時間ほど水に浸しておくと、
アクが抜けてサラダでも食べられるそうです。

沸かしたお湯に重曹を入れて、
軽く下茹でしてもアクは抜けるようです。

栄養価としては、ビタミンA、鉄、カルシウム ビタミンK、
カリウム、カロテノイド、ビタミンC等
を含みますが、
驚くべきはそのスペックの高さ!

ブロッコリーと比較すると、ビタミンAはブロッコリーの1.5倍、カルシウムは4倍、ビタミンKは7.5倍。
ホウレンソウと比較しても、鉄分が2倍、ビタミンB2が3倍
と、
かなり優秀◎

花が散った後の桜木も綺麗です。